俳優の北川景子(39)が10日、都内で行われた『ELLE CINEMA AWARDS 2025』授賞式に登壇。日本の映画界で輝く女優に贈られる「エル ベストアクトレス賞」を受賞した。
【全身ショット】流石です⋯真紅のドレスでさすがのスタイルを見せつけた北川景子
北川は映画『ナイトフラワー』(公開中)での演技が評価され受賞。スラリとしたスタイルが際立つ真紅のタイトドレスで熱視線を集めた。受賞については「デビューして22年になるんですけれども、主演で映画賞をいただくのは初めてでして、本当に本当にうれしくて、トロフィーの重さを感じています」と喜びをあふれさせた。
本作には「これまでやってきた経験とか、自分の実力とかを無視して、全身全霊でぶち当たっていみたいという思いでやったんですけど、少しでも皆さんに伝わったのかなと思うと、うれしく思います」とにっこり。
NHK連続テレビ小説『ばけばけ』では、若い頃は完全無欠な役が多かったのですが、子どもを授かってからいろんな母親をやらせていただけるようになって、母親としても役者としても成長している段階なのかなと思います」としみじみ。
2026年は「ヘビーな役とか作品が多かったので、時々キラキラしたいなとも思う」と苦笑いしつつ、「健康を維持しながら、家庭に軸足をおきながら、充実した1年を過ごせればいいかなと思います」と意気込んだ。
映画『ナイトフラワー』は、トランスジェンダーの主人公と少女の絆を描き、大きな話題となった『ミッドナイトスワン』(2020年)で日本アカデミー賞最優秀作品賞に輝いた内田英治監督の最新作。借金取りに追われながら東京へ逃げてきた母親(北川)が、2人の子どもの夢をかなえるためにドラッグの売人になることを決意し、危険な世界へと足を踏み入れていく衝撃のヒューマン・サスペンス。
本アワードは、ファッション・メディア『ELLE(エル)』が、文化人やジャーナリスト、エル・エディターなどの投票によって、2025年に公開された映画の中からベスト作品を決定。ことしで11回目の開催となる。
ほかに、吉沢亮、木戸大聖、出口夏希、塚原あゆ子氏、村田千恵子氏(『国宝』プロデューサー)、プレゼンターとしてよしひろまさみち氏、坂井佳奈子氏(ELLE編集局長)が登壇。MCは平山深雪が務めた。
■『ELLE CINEMA AWARDS 2025』各部門受賞者
【エル ベストアクトレス賞】
北川景子『ナイトフラワー』
【エル メン賞】
吉沢亮『国宝』
【エル・ガール ライジングスター賞】
木戸大聖『ゆきてかへらぬ』
出口夏希『か「」く「」し「」ご「」と「』
【エル ベストディレクター賞】
塚原あゆ子氏『ファーストキス 1ST KISS』
【話題賞】
『国宝』
【作品賞】
1位『ANORA アノーラ』
2位『国宝』
3位『ワン・バトル・アフター・アナザー』
4位『サブスタンス』
5位『教皇選挙』
6位『ウィキッド ふたりの魔女』
7位『ラブ・イン・ザ・ビッグシティ』
8位『エミリア・ペレス』
9位『ザ・ルーム・ネクスト・ドア』
10位『ルノワール』












