自身の体験を基にした絵本「ウォル君シリーズ」を制作した小野寺悠来さん。読み聞かせや講演も行っている=長岡市の長岡リリックホール
自身の体験を基にした絵本「ウォル君シリーズ」を制作した小野寺悠来さん。読み聞かせや講演も行っている=長岡市の長岡リリックホール

 長岡造形大学の卒業生で、岩手県奥州市在住の絵本作家、小野寺悠来(ゆき)さん(23)が、発達障害のある自身の姿や家族との関わりを基にした絵本「ウォル君シリーズ」を制作、販売している。同じ悩みを持つ子や親に寄り添いたいと、岩手や長岡市で朗読会や講演も行っている。「障害に悩む子もそうでない子も、互いに理解し歩み寄れる社会にしたい」と語る。

 絵本は自身がモデルのオオカミ「ウォル君」が主人公の3部作。第1巻の「たたかう1ぴき狼(おおかみ)」は、周囲とのトラブルが絶えないウォル君に対し、葛藤する母を描いた。第2巻は父の思い、第3巻はウォル君と友達との関わりがテーマだ。...

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