俳優の吉沢亮が主演する映画『国宝』が2026年『第50回エランドール賞』において特別賞を受賞し、李相日監督、村田千恵子プロデューサーが4日、都内で行われた、授賞式に参加。吉沢もお祝いゲストとして登壇した。
同賞は一般社団法人 日本映画テレビプロデューサー協会によって選出され、映画・テレビ業界における功績や将来性を称える。これまでは「エランドール新人賞」としていたが、新人賞をはずし「エランドール賞」とした。特別賞は特にその年に顕著な功績を残し、映像文化の発展に寄与した人物・団体に贈られる。
『国宝』チームを代表して李監督は「国宝の李です、あ、『国宝』の監督の李です(笑)こんな歴史ある栄誉ある賞をいただきましてありがとうございます」とあいさつ。吉田修一氏の小説を映画化する話になったのは6、7年前だったそうで「最初は(主人公)喜久雄は吉沢亮くんにしかいないと応じてくれてそこからというときに歌舞伎が題材で制作費がかかる、当初から3時間くらいかかる…となかなかゴ―がでませんでした」と苦労を語った。
「なかなか東宝さんでもOKもらえずにどうなっていくのか…というさなかにアニプレックスの村田さんに声をかけてもらって、そこから息を吹き返して産声をあげるきっかけとなりました。英断に感謝申し上げたい」と感慨深げに語った。
そして「不屈の闘志で制作」した今作は歴代の興行収入ランキングで邦画実写第1位を記録。「予算をちょっとオーバーしてしまったんですが観客のみなさんに支持をいただいて、映画館で映画をみて物語を楽しむこと。ひとりの人間の人生を体ごと浴びるような映画体験をしていただけたのでは。映画への期待をなにか今後につなげることができたのではないか。それも、スタッフやみなさんの血のにじむ努力や献身のたまもの」と讃えた。
花束を贈呈した吉沢は「おめでとうございます、なのか、ありがとうございますなのか…」と笑いつつ「この作品はスタッフ・キャストのみなさまも持っている知識や技術をすべてぶつけてこのような形になった。誰ひとり、同じ人でなかったら違うものになっていた、というくらいみなさまの持っているすべてを表現した作品になった。その結果。たくさんの方に愛していただける作品になった。非常にうれしく思っています」と胸を張っていた。












