パッチー・ミックスに勝利した秋元強真 (C)ORICON NewS inc.
パッチー・ミックスに勝利した秋元強真 (C)ORICON NewS inc.

■『RIZIN.52』(7日/有明アリーナ)
第12試合 女子スーパーアトム級

【試合後インタビュー動画】秋元強真、朝倉未来の祝福に感激!

◯秋元強真 ― Xパッチー・ミックス
2ラウンドTKO(3 ― 0)

 2026年の開幕戦となる大会のメインイベント(第12試合)で、元ベラトール王者のパッチー・ミックスに2ラウンドでTKO勝利した秋元強真が、「最高でした」と率直な喜びを語るとともに、今後の格闘技界を背負う覚悟をにじませた。

 ベラトールでは堀口恭司やセルジオ・ペティスもフィニッシュしてバンタム級王座に輝き、直前までUFCで戦っていたミックスは、まさに正真正銘の“世界基準の強豪ファイター”。そんな過去最強の相手であり寝技を得意とするミックスと向かい合った秋元は、決して臆さずどんどん前に出て、自分の距離を保ちながら打撃を繰り出していった。

 1ラウンド終盤には得意のパンチからダウンを奪い、サッカーボールキックもヒットさせてKO寸前に追い込むも1ラウンドが終了。流れが止まってから迎えた2ラウンドになっても勢いは増し続け、キャリアでフィニッシュされたことのないミックスにTKO勝利した。

 試合に向けて強気な発言を連発していた秋元だったが、リング上のマイクでは「怖かった」と本音も明かした。試合後インタビューでも「毎回怖いし、今回も恐怖心との戦いだった」と、これまで日本人選手が誰も勝てていなかった強敵を前にして、重圧を感じていた。

 それを跳ねのけての見事な勝利に、自身が格闘技を始めたキッカケである朝倉未来がSNSで試合後に「天才」と称賛したことに、「うれしいです」と満面の笑みを浮かべた。

 また、「自分が勝つことで、大会の価値を上げたいと心に誓っていた」と、メインイベントを任された責任感の強さを見せたが、会場が満員にならなかったことへの悔しさもにじませた。

 ダメージも少ないことが、次戦の早期復帰を期待されるも「少し休みます、(榊原)社長とも約束したので」と苦笑い。今後の展望については、UFCなどの海外進出は「考えは全くない」と明言し、「僕とやりたいんだったら日本に来て」と自らが“世界の壁”となることを宣言した。

 試合終了から約4時間後に、20歳の誕生日を迎える。祝勝会での“アルコールデビュー”を示唆しながら、「20代は格闘技もプライベートも充実させたい」と語った。超強真星から日本のエースへ。11年目を迎えたRIZINは、秋元強真が中心になっていく。