『君が最後に遺した歌』記者会見に登壇したなにわ男子・道枝駿佑
『君が最後に遺した歌』記者会見に登壇したなにわ男子・道枝駿佑

 なにわ男子の道枝駿佑と、俳優の生見愛瑠が3日から5日にかけ、映画『君が最後に遺した歌』のプロモーションで韓国を来訪。韓国語で大熱狂を意味する“ミチゲッタ”が巻き起こった。

【写真】シックで素敵…韓国の街中を歩く道枝駿佑&生見愛瑠

 3日にひと足先に、道枝が韓国に到着。道枝といえば、2022年公開の初主演映画『今夜、世界からこの恋が消えても』(以下、『セカコイ』)で、韓国において邦画実写映画の歴代2位となる観客動員数125万人を記録。23年に韓国で開催された舞台あいさつに道枝が登壇すると、韓国語の「ミチゲッタ」(=大熱狂・狂いそう・おかしくなりそう)と自身の名前「道枝駿佑」をかけた、“ミチゲッタシュンスケ”という愛称が韓国ファンの中で社会現象に。今回も、本作で道枝と生見が登壇することが発表されると、約7500席のチケットは約3分で即完。公開前から異例の盛り上がりを見せていた。そんな道枝が韓国に到着するやいなや、空港に待ちわびた約600人のファンの熱烈な歓迎を受け、伝説の“ミチゲッタ”旋風を再び感じさせる大人気ぶりを発揮。

 その後、韓国メディア向けに実施された記者会見に参加。最初に、「アニョハセヨ、ジョヌン、ミチエダシュンスケ、イムニダ! ヨロボン オヌル ワジュショソ カムサハムニダ!(こんにちは、道枝駿佑です! 皆さん、今日は来てくださり、ありがとうございます!)」と一生懸命練習をしたという韓国語であいさつ。現地記者から作品の質問が相次いだ(詳細は下記一問一答へ)。その後の舞台あいさつでは、道枝の発案で「ネマナムノー!(韓国語で「きみうた」の意味)」の掛け声に合わせて、会場のお客様が全員で一斉に「チェゴー!(最高―!)」と掛け合う、迫力のあるものになった。

 4日からは、ヒロイン・綾音を演じた生見愛瑠も合流。映画を観終わったばかりの客の前に、道枝・生見の2人が揃って登壇すると、まるでスクリーンから春人と綾音が現れたかのような光景に、会場は「キャー!」という大きな歓声と割れんばかりの拍手で、すさまじい熱気に。道枝が「アニョハセヨ~元気ですか? ジョヌン、ミチエダシュンスケ、イムニダ!カムサハムニダ!」とあいさつをすると、会場からは「みっちー!サランへ―!(愛してる!)」と熱烈な応援が飛び交い、生見が「アニョハセヨ~ジョヌン、ヌクミメル、イムニダ!チャルプタケヨ!(よろしくお願いします!)」と笑顔であいさつをすると、「かわいいー!!」という声が。

 韓国での舞台あいさつについて、「韓国では3年ぶりに映画の舞台あいさつをさせていただきますが、当時から変わらない皆さんの大きな愛が感じられてすごく幸せです」(道枝)「私は韓国の舞台あいさつが初めてですが、本当に温かい皆さんにすごく癒やされています。ありがとうございます。」(生見)と韓国の熱烈な歓迎に感謝を伝えた。観客とのティーチインでは、司会からの呼びかけに会場が一斉に挙手。生見への「劇中に綾音が歌う曲で、特に愛着があるのは?」という質問には、「『春の人』です。綾音(生見)が春人(道枝)のことを想いながら初めて自分で作詞した曲なので、すごく思い出があります。」と回答。撮影で苦労した点については、「未経験の歌とギターでしたが、ライブシーンが多かったので、とても緊張しました。」と、1年半にわたる練習の成果を振り返った。

 道枝は「涙を流すシーンが多かったことです。自分はここまでだったら持っていけるという感情の幅みたいなものを知ることができ、すごく学びがあった撮影でした。」と俳優としての自身の成長ぶりが感じられるエピソードを語った。さらに、本作の見どころについて、道枝は「春人の複雑な感情が入り混じった表情を見てほしいです。1回だけでなく、2回目以降も見ていただいたら『このセリフはこういうことも思っていたのかな』と感じてもらえると思います。」とアピール。生見は「春人と綾音が作る歌が、セリフと歌詞がリンクしている部分があるので、注目して観ていただけると面白いと思います。」と、この作品のキーとなる音楽についての魅力を語った。

 現地の「ネマナムノ」ファンの熱い感想と止まらない質問に、二人は一つ一つ丁寧に回答。司会から、本作を観るべき理由を問いかけられた客席からは、「一つ目は道枝駿佑がいるから、二つ目は生見愛瑠がいるから、三つ目は二人の組み合わせがとても良いから!」という愛のある回答が飛び出すと、道枝と生見は「カムサハムニダー!」と満面の笑みで、感謝を伝えた。

 多数の舞台あいさつや取材など、怒涛のスケジュールを駆け抜けた2人は、韓国のファンの熱量に「時間は短くても、韓国のファンの皆さんがその分愛を伝えてくれるので、とても濃い時間でした。」(道枝)、「温かい方が多くて、すごく楽しかったです。」(生見)と喜びを語った。そしてプロモーションの合間に、ソウルの歴史的な名所・景福宮(キョンボックン)と、韓屋スタイルの街並みが特徴的な恩平韓屋村(ウンピョン・ハノックマウル)を訪問。「すてきな街並みですね」(生見)、「ソウルの都会の雰囲気とは違った感じでいいですね。」(道枝)など、韓国の文化を肌で感じながら、充実した表情を見せた。

 韓国での公開、そして今回のプロモーションを終えて、道枝は「日本だけでなく、海を越えて海外の方にも観ていただけたというのは、あまりない機会ですし、すごく嬉しいです。」、生見は、「本当にありがたいです。今回のプロモーションで、海外の方にも作品が届いていることを肌で感じることができて、うれしかったです」と語り、韓国ファンの熱烈な歓迎と深い作品愛に包まれた韓国プロモーションが幕を閉じた。

■韓国メディアと道枝の一問一答

――『セカコイ』が韓国で大ヒットしたが、本作は俳優としてどんな変化があったか?
【道枝】また『セカコイ』と同じチームで一緒に作品を作ることはうれしかったですし、当時よりも成長した姿を見せなければというモチベーションで挑みました。

――『セカコイ』によって道枝が日本の青春映画の顔になったと評され、それによる本作へのプレッシャーと期待は(感じていた)?
【道枝】青春映画の顔と言われるとすごく恐れ多いですがうれしい気持ちでいっぱいですし、より一層頑張っていきたいと思います。『セカコイ』は日本の皆さんが盛り上げてくださったおかげでたくさんの方々に愛されましたし、韓国の方々が愛してくださったおかげで韓国でも『君歌』が公開されることになりました。『君歌』も『セカコイ』と同じくらい皆さんに愛していただきたいです。

――ヒロイン・綾音を演じた生見について(どのように感じた)?
【道枝】綾音のミステリアスなどこか掴めない部分が生見さんの雰囲気にぴったりで、お芝居をしていて引き込まれました。ギターや歌も1年半練習されたというストイックさと未経験とは思えないくらい堂々とされていてすてきな方だなと思います。

――“ミチゲッタシュンスケ”というニックネームをどう受け止めているか?
【道枝】よく思いついたなというくらい、こんなにもしっくりくるというか、ピンとくるニックネームはほかに無いと思います(笑)。皆さんに呼んでいただけてうれしい気持ちでいっぱいです。

――外見の美しさ以外の自分のアピールポイントは?
【道枝】割と抜けているところかなと思います。今日もトッポギを食べて、お餅をチーズと勘違いしてしまい、マネージャーさんに突っ込まれました(笑)。

――今後韓国の作品や挑戦したい新たなジャンルや役柄は?
【道枝】韓国の作品に参加したい思いは常にあるので、そのために韓国語を勉強して、いつでも話せるように準備しておく努力が必要だなと感じています。僕はこれまで学生役を演じることが多かったので、刑事など他の職業の役柄にも興味がありますし、自分のイメージとは真逆の犯人役や猟奇的な役柄にも挑戦してみたいです。

――最後にメッセージを
【道枝】この作品は人と人が互いに想い合うことがすごく大切だと気づかせてくれる作品だと思います。韓国で公開できたのも『セカコイ』を皆さんが愛してくださったからこそだと思うので、『君歌』も大切な人と観て観てくださった感想をどんどん発信していただけたらうれしいです。