久保田利伸が展開してきたツアー『40th Anniversary Arena Tour 2026「Big up! “Supreme”」』が4日に大阪・大阪城ホール公演でファイナルを迎えた。昨年9月からスタートした『40th Anniversary Tour 2025-26「Big up!」』、さらに今年3月からのアリーナツアーとあわせ、半年以上にわたり全国を巡った本シリーズは、観客への感謝とリスペクトを体現する形で全43公演を完遂した。
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ライブは「TIMEシャワーに射たれて…」から「流星のサドル」へとつながる、この周年ならではのメドレーで幕を開ける。ミラーボールの光を背にしたシルエットで登場した久保田の姿に、会場は一瞬で歓声に包まれた。「Dance If You Want It」「北風と太陽」ではダンサーとともにグルーヴ感あふれるパフォーマンスを披露し、「Love Reborn」「Indigo Waltz」では一転してメロウでソウルフルなバラードへと展開。緩急のある構成で観客を引き込んでいく。
1980年代楽曲のブロックを経て挟まれるMCでは、ステージ上でのカリスマ性から一転、親しみやすい語り口で場の空気を和ませる場面も印象的だった。続いてベスト盤『THE BADDEST ~Son of R&B~』収録の「Too Lite 2 Do」や「雨音」を披露し、楽曲の世界観をシンプルな演出で際立たせる。「the Beat of Life」では重厚なリズムが会場を揺らし、「LOVE RAIN ~恋の雨~」ではダンサーやコーラスとともに観客も体を揺らしながら一体感を生み出した。
衣装替えの合間には、ミュージシャンやダンサーによるハーフタイムショーを実施。演出や楽曲構成も含めて久保田自身が手がけており、ステージを離れている間も観客を飽きさせない構成となっていた。その後、「Missing」ではイントロから大きな歓声が起こり、「諸行は無常」では温かみのあるサウンドで会場を包み込む。さらに英語詞で歌唱された「Shadows Of Your Love」では、歌と演奏の力を前面に押し出したパフォーマンスで強い印象を残した。
中盤ではアメリカでの活動期に披露した「Breaking Through」で会場の空気を一変させ、クラブのような熱気を演出。続く「Brand New Eyes」ではシンプルな演奏の中、座って歌う久保田のボーカルが際立った。終盤は「FUN FUN CHANT」「Bring me up!」から「LA・LA・LA LOVE SONG」へとつなぎ、一気にボルテージを高めて本編を締めくくる。
アンコールでは恒例の「TAWAWAヒットパレード」によるダンスパートが展開され、会場を複数のチームに分けた参加型の演出で観客を巻き込む。ラストは「You were mine」で締めくくられ、長年愛されてきた楽曲の普遍性を印象づけた。
本ツアーはヒット曲を軸にしながら、海外リリース作品や近年の楽曲も織り交ぜた構成となっており、幅広い世代の観客に向けた内容となっていた。演出面では3面LEDにライブ映像のみを映し出すシンプルな手法を採用し、ステージ上のパフォーマンスそのものに焦点を当てている点も特徴的だ。バックバンドには、プリンスやクリスティーナ・アギレラなどをサポートするドラマーのクリス・コールマンをはじめとするミュージシャンが参加し、ダンサーやコーラスとともに高い完成度のステージを支えた。
約1万人規模の会場でありながら、観客との距離感を感じさせない一体感を生み出した今回の公演。40周年を迎えた現在もなお、その音楽性とステージングは更新され続けていることを示す内容となった。
■セットリスト
M01. TIMEシャワーに射たれて・・・〜流星のサドル
M02. Dance If You Want It
M03. 北風と太陽
M04. Love Reborn
M05. Indigo Waltz
M06. Too Lite 2 Do
M07. 雨音
M08. the Beat of Life
M09. LOVE RAIN 〜恋の雨〜
M10. Performance by Background Vocals & Dancers
M11. Missing
M12. 諸行は無常
M13. Shadows Of Your Love
M14. Breaking Through
M15. Brand New Eyes
M16. FUN FUN CHANT
M17. Bring me up!
M18. LA・LA・LA LOVE SONG
<Encore>
EN01. TAWAWAヒットパレード
EN02. You were mine












