下水道管の損傷で、道路が陥没した現場。大型トラックは転落こそ免れたが、運転手がけがをした=1月9日、新潟市東区太平4(読者提供)
下水道管の損傷で、道路が陥没した現場。大型トラックは転落こそ免れたが、運転手がけがをした=1月9日、新潟市東区太平4(読者提供)

 新潟県内では水道管や下水道管の老朽化が進み、対応を迫られている。地下に潜む危機をどう回避するか。県内の現状と課題を探った。

 大型トラックが通過するまさにその瞬間だった。ドーンという大きな音とともに、道路に突如、直径約5メートルもの穴が開いた。軽乗用車ならすっぽりと入る大きさ。トラックは後輪が穴の縁に引っかかったが、間一髪で落下を免れた。

 今年1月に新潟市東区の市道で起きた道路陥没。地下を走る下水道管が損傷し、管の内部に土が吸い込まれたことで、舗装面の下が空洞化していた。

 「なぜ、あの場所で起こるのか」。...

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