
古野慧さん
新潟県ゆかりの著名人に人生の指針となった思い出を聞く「わたしの道しるべ」。今回は、男子スキークロス選手の古野慧さん(26)=長岡市出身=。スキーと自転車に打ち込んだ子ども時代や、メダルまであと一歩に迫ったミラノ・コルティナ冬季五輪の激走を聞いた。
スキークロスは選手が同時にスタートし、ジャンプや急カーブなどの障害物を越えて着順を競います。体力勝負の要素がある競技ですが、五輪最後のレースは人生の中で圧倒的に一番きつかった。通常は予選と決勝が別日に行われ、決勝は4人中上位2人が勝ち抜けて次のラウンドに進出できます。ところが五輪は予選と決勝が同じ日に行われ、ラウンド間のインターバルも通常より短い。
僕は1回戦、2回戦と120%の力を出さないと勝ち上がれなかった。最終順位を決める最後のレースは...
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