『太陽生命 Presents Fantasy on Ice 2026 in MAKUHARI』に出演した坂本花織 安田章大 家入レオ  (C)Fantasy on Ice 2026
『太陽生命 Presents Fantasy on Ice 2026 in MAKUHARI』に出演した坂本花織 安田章大 家入レオ  (C)Fantasy on Ice 2026

 フィギュアスケーターの坂本花織が、30日・31日の2日間にわたり、千葉・幕張イベントホールにて開催された『太陽生命 Presents Fantasy on Ice 2026 in MAKUHARI』で競技引退後初のアイスショーに臨んだ。安田章大(SUPER EIGHT)・家入レオが歌う「凛」でスペシャルコラボレーションを披露。このほど出演者からコメントが到着した。

【写真】安田章大&織田信成もコラボ

 「凛」は、東京2020オリンピック・パラリンピックの時期に制作され、多くのアスリートを鼓舞してきた楽曲。競技生活を終え、新たなステージへと踏み出す坂本の姿と楽曲のメッセージが重なり、会場は大きな感動に包まれた。

 そのほかにも、安田は、田中刑事と「象」を、織田信成と「ズッコケ男道」でコラボ。「織田くんがフルで滑ってくれて、うれしくなってスピンで『いつもより多く回っています!』と煽ってしまいました(笑)」と話した。

 このほか、青木祐奈と友野一希は、映画『ラ・ラ・ランド』の楽曲を使用したコラボレーション。それぞれ異なるシーズンで同楽曲を競技プログラムとして滑ってきた二人。全日本選手権後に交わした「いつか一緒にやりたいね」という言葉をきっかけに、コラボが実現した。「それぞれの『ラ・ラ・ランド』のやりたいところを詰め込みました」(青木)というプログラムは、前半のロマンティックな世界観から、後半の躍動感あふれるシーンへと展開し、まるで映画のワンシーンのような情景を氷上に描き出した。

 さらに第1部では、チャ・ジュンファンが、韓国を代表するアーティスト、ソン・シギョンの生歌唱による「Every Moment of You」に合わせ、叙情的なスケーティングを見せた。 この楽曲は、アジア全域で社会現象を巻き起こした韓国ドラマ『星から来たあなた』の挿入歌として知られるソン・シギョンの代表曲。“バラードの皇帝”とも称されるソン・シギョンの甘くやわらかな歌声と、チャ・ジュンファンの繊細かつ美しい表現力が響き合い、会場を幻想的な空気で包み込んだ。

 そしてステファン・ランビエルと宮原知子が、ソン・シギョンの歌う中島みゆきの名曲「糸」で共演。世界屈指の表現力を誇る二人のスケーティングで、互いの絆を表現した。また、今冬のミラノ・コルティナ五輪で銅メダルを獲得し、日本女子フィギュア史上最年少メダリストとなった中井亜美は、家入の「僕たちの未来」にのせて透明感あふれるフレッシュな演技で存在感を示した。

 さらに、今回はミラノ・コルティナ五輪をほうふつとさせるナンバーも。佐藤駿はフリープログラム「火の鳥」を、アイスダンスで金メダルを獲得したロランス・フルニエ・ボードリー/ギヨーム・シゼロン組は「Vogue」を披露し、五輪の記憶を鮮やかによみがえらせた。そのほか、中田璃士、島田高志郎&櫛田育良ら、未来の活躍が期待されるスケーターも登場し、多くの観客を魅了した。

 『Fantasy on Ice 2026 in MAKUHARI』は31日午後1時公演も開催されるほか、6月7日午後9時からBS朝日で放送される。

■出演者コメント

▼坂本花織

ナチュラルで陽タイプの3人が集まったからこそのパワーがあるな、と感じています。そのパワーをひとつ残らず、全力の滑りで届けたいなと思ってパフォーマンスをしました。
客席の近くで滑ると、これまで何回も見に来てくださっている方ももちろんいらっしゃるんですが、きっとこの方はアーティストのファンで、初めて来てくださったんだろうな、という方もたくさんいらっしゃいました。それがとても新鮮で、うれしかったですし、これを機に、スケートのファンになってほしいなと思って、めちゃくちゃ手を振りました(笑)これが1度きりにならず、ずっと観に来てくれたらうれしいです!

▼安田章大(SUPER EIGHT)

どのパフォーマンスもすばらしくて、ライブ感がありましたし、自分の気持ちが熱く盛り上がっていくのを感じながら、背筋を伸ばして、なかなか見られない景色をしっかり見ていました。世界を魅了している方々と一緒に共演させていただく貴重な機会で、エネルギーがぶつかり合うのではなく、相乗していく瞬間が空気として見られたな、と感じています。「ファンタジー・オン・アイス」は生で見ると何かが変わる、というのは本当でした。ぜひ皆さんも足を運んでいただければと思います。

▼家入レオ

きょう、本番のステージに立って、氷上の坂本花織さんを通して、お客様が自分の人生と向き合っているんだなと感じました。2年前の「ファンタジー・オン・アイス」をきっかけに花織さんとのご縁ができ、太陽みたいな笑顔だけど、そこからは見えない、もがいたり考えたりしていることを知って、その姿に、安田さんの歌声や歌詞の響き合いがあり、本当にすばらしいコラボレーションができたなと思います。「ファンタジー・オン・アイス」には、生で見るからこその魅力がたくさんあって、いろんなジャンルの方に楽しんでいただけたらと思います。

▼ソン・シギョン

この度はお招きいただき、ありがとうございます。デビューしてから26年になりますが、このようなスケートリンクの上で歌うことは初めての経験でした。トップアスリートであり、メダリストでもあるスケーターの皆さんとのコラボレーションは、私にとって本当に貴重な経験となりました。自分の歌に合わせて、アーティストの皆さんが芸術的なパフォーマンスを、
しかもライブで披露してくださるというのは、なかなかできない特別な経験でした。
生の歌声、氷を削る音、そして目の前で繰り広げられる世界最高レベルのスケーティング。すべてが重なり、ライブならではの力と感動を改めて感じました。
チャ・ジュンファンさんとは今回初めてお会いしましたが、とても礼儀正しく、まっすぐな姿が印象的で、彼のスケーティングに、私の歌が少しでも力を添えられていたなら嬉しいです。また、ステファン・ランビエルさんと宮原知子さんは、さすがの表現力で、お2人演技から「糸」という楽曲背景にある物語が伝わってきて感動しました。
韓国から日本に呼んでいただけたことも大変嬉しく、感謝の気持ちでいっぱいです。韓国でも、このようなアイスショーがもっと発展していくといいなと思いました。
またこの素晴らしいステージでご一緒できる機会があれば、とても嬉しく思います。本当にありがとうございました。