歩行者の安全と交通事故防止を支援する機能が搭載された「スマート横断歩道」の使用がハルビン市で始まった。カウントダウン機能付きの表示もある多機能の発光ダイオード(LED)歩行者用信号機も新たに設置。歩行者、自転車、車の安全な通行を実現する取り組みが進んでいる。

【2020/11/16】

 スマート横断歩道は、既存の横断歩道の両端に歩行者用信号と同じ色の発光装置を設置することによって、歩行者に信号を守るように指示する。歩行者用信号が青の時は、スマート横断歩道のLEDライトも青になり、歩行者に通行可能であることを示す。歩行者用信号が赤の時は、スマート横断歩道のLEDライトが赤になり、歩行者に通行禁止を警告する。

 スマート横断歩道の導入によって、歩行者に信号を守るよう注意することができるようになった。特にスマートフォンの操作に夢中になっている「低頭族(うつむき族)」に、効果的に警告できる。現在、スマート横断歩道は、市内の2カ所で試験的に設置されている。

 このほか、歩行者用信号にはディスプレーも設置されており、交通安全のスローガンを映し出すことができる。信号の色の変化に合わせて、歩行者用信号から歩行者への音声案内が放送される。これは、特に視覚障害者の通行を誘導するのに役立っている。また、街灯の側面にも多機能LEDライトを設置し、信号と連動したカウントダウン機能により、車に横断時間を知らせている。

 歩行者の安全を守る「スマート横断歩道」