
宝蔵院で振る舞われた初午御膳を食べる妙高小6年生=妙高市関山
新潟県妙高市の市民グループ「関山宝蔵院で供された食の文化を研究する会」が、江戸時代の料理を再現し、関山コミュニティセンターで妙高小6年生に振る舞った。小豆飯やけんちん汁などを朱塗りの膳に並べ、卒業を控えた6年生を祝った。
研究する会は、関山宝蔵院に残る文献から江戸時代の料理を再現し、昨年から地元の妙高小6年生に食べてもらっている。
今回は2月20日に行われ、宝蔵院が地域の子どもの成長を祝って振る舞った「初午(はつうま)御膳」が再現された。小豆飯や豆腐汁、サツマイモのあめ煮、ぼた餅など10種類で構成され、関山神社のクルミや地元食材を使い、会員らが調理。川崎郁夫会長(84)は「大人になっても妙高...
残り116文字(全文:416文字)