サッカーJ1アルビレックス新潟の苦しい戦いが続いています。紙面でも試合の後の選手の言葉、監督の言葉を伝えていきますが、ウェブ版では取材した内容をほぼ全部紹介します。
11月8日第36節アウェー湘南戦後
[新潟0ー2湘南]どん底の5失点惨敗…19位湘南とも明らかな差
監督会見のほか、FWマテウス・モラエス選手、DFジェイソン・ゲリア選手、DF堀米悠斗選手に話を聞きました。
◆個人として、チームとして、未来に向けた一歩 湘南・山口智監督

(試合の総括を)
はい。声援をいただいていながら、残留できずに申し訳ない気持ちがあり、非常に難しい状況の中でのゲームでした。ただ、相手も同じような状況で、やっぱりそこで差を見せたかったゲームでした。もちろん準備期間のところも含めてですけれども、今までやってきたところで何を出せるかっていうところで自分たちにアドバンテージがあると思ってましたし、それをどう表現するか、どうつながるかっていうところを大事にするゲームでした。
非常に選手が実直にというか、つなぐ中でシンプルにプレーしてくれましたし、やれることを徹底してやってくれた、そんな90分だったと思います。ほんとにもっと点を取りたかったとか、失点したくなかったとかっていうことはありますけれども、とにかくホームで勝ったこと、それを見せられたことは良かったというか…。だからもう1回それをやりたいなっていう気持ちはすごく今あります。本当に感謝しかないですし、こうして1か月近く戦っていきたいなと思えるようなゲームでした。
(20試合ぶりの勝利。ロッカールームの雰囲気は)
20試合ぶりというところというよりか、1試合勝っても20試合ぶりに勝っても本当に勝つっていうのはいいですし、当たり前ですけれども。それぞれ悔しさがある中で迎えたゲームだったので、やっぱりこう勝てなかったらと思うことも多分あったと思うので、その不安と、なんて言うんですかね、結果で1つ出たっていうこと、ほっとしたところはあったと思います。この間、間が空くので、休みの要求はされましたし、認めちゃいましたし、そんな雰囲気でした。
(試合が終わった後、どんな言葉をかけたか)
毎試合同じように次の準備をすることであったり、感謝は伝えましたし、特別な声はかけてないんですけど、今日は夏に入ってきた選手だったり、また新しく来た選手にとってもリーグ戦で初勝利だったので、そういうところを作れたなっていう話はしてましたが。
(前節で降格が決まってから、どのようにマネジメントを)
先ほども言いましたけれども、本当に難しいところでした。もちろんみんながやろうとはするし、頑張ってくれてるところはある中で、やっぱりモチベーションをどういうふうに持っていくかっていうところをチームとして僕はこう、何を拾って、何を求めて、何を託すのかっていうところが非常に難しかったです。ただ、そんな中でもやっぱり勝ちたい相手でもありましたし、勝たないといけない相手でもありましたし、未来に向けて個人だけでなくチームとしてもこの一歩を踏み出さないといけないっていうことで、自分自身も、なんて言うんすかね、退任が決まってからの準備だったので、辞めるからとか残留できなかったからやるっていうことではなくて、常に求めてる、自分たちができるマックスっていう中で準備をしてきたので、それを非常に理解してやってくれたと思います。
(残り2節、どのようなサッカーを見せたいか)
申し訳ない気持ちはほんとにもう、あるので、謝っても取り戻せないので、未来に向けて自分が関われる中で選手とともに協力しないといけないと思って、どういったサッカー、本当にこの4年とちょっとやった中で、大量ではないけどゴールを取るっていうところは1つ大事なところですし、逆に言うと準備の中でもれちゃったところはしっかり締めたいですし、そういうゲームをする。その中で勝ちにつなげられるように、とにかく準備期間を大事にしたいと思います。
◆「申し訳ありませんでしたという言葉だけ」入江徹監督

(試合の総括をお願いいたします)
はい。立ち上がりから相手に押し込まれる形が多くなってしまって、その中で、自分たちのところのミスから失点をしてしまって、ちょっとリズムも崩して。後半、前半もそうだったんですけども、自分たちのボールを奪った後のロスト、悪い形でボールを失ってしまう形が多く、リズムがつかめないまま点を取られて悪い形になってしまったと思います。
(湘南対策で誤算だった点はあったのか)
自分たちの意識のところでも、そんなに悪かったわけではないですけど、うまく取れたところもありましたけども、やっぱりそこの、さっき言いましたけど、ボールの失い方が悪い中で相手に力を出させてしまった。そこで自分たちが苦しい状況になることが多かったかなと思います。
(予想よりもプレスが激しかったか)
もちろんハードワークしてくるチームっていうのもあったんで、それをどう自分たちがやっていくかっていったところが出せなかった。逆に相手に勢いを与えてしまった。
(17戦勝ちなしでクラブワースト記録に並んだ)
ちょっと記録っていうのはわからなかったんですけど、自分の責任になると思います。
(自陣でのミスが多い)
プレスというのもわかっていましたし、まずはそのプレスを出させないというところで、自分たちがやるべきことがうまく出せなかった。逆に言えば、そういう形になった時は、数は少なかったかもしれないですが、押し込める形にできた。そういった部分っていうのをもっとやらなければいけなかった。その中で、先ほども言いましたけど、取られ方が悪かったんで、そこで一気にシュートまで持っていかれるっていう形が多かった、そういった部分をもっと意識しなければいけないのかなと思います。
(奪った後の距離感が悪いのか、パスの質なのか)
もちろん、その距離が悪いというのもあったかもしれません。どちらかというと判断のところで、ボールの球離れというか、逆にもう少し見えていればっていう部分で、やっぱり相手のプレッシャーを感じてしまってる部分での次のパスが雑になったり、ずれる部分があったりしたと思います。
(試合終わった後に選手たちにかけた言葉は)
正直この状況で簡単には切り替えられないし、自分たちができることをやっていかなきゃいけない。まずは次に向けてしっかり回復するのと、チームとしてやっぱりもっともっとやっていかなきゃいけないっていう話をしました。
(改めてサポーターに対して)
本当に申し訳ありませんでしたという言葉だけです。自分たちが勝利に向けてひたすら頑張って、そういう姿を見せられるよう頑張っていきたいと思います。
ミックスゾーン
※各社一緒に話を聞いた選手もいます。
◆鮮やかなシュートを決めたFWマテウス・モラエス

(ナイスゴールだった)
うれしいですけど、...











