新潟県庁
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 新潟県は14日、新潟市内で見つかったコハクチョウ1羽の死骸から、高病原性鳥インフルエンザのウイルスが検出されたと発表した。県内で野鳥から検出されたのは今季初。県は、人が集まることによる感染拡大の予防などを理由に場所は明らかにしていない。

 県によると、コハクチョウは12日に通行人が発見した。環境省が実施した簡易検査では陰性だったが、その後の遺伝子検査で14日に高病原性鳥インフルエンザのウイルスが確認された。

 環境省は発見場所の半径10キロ圏内を野鳥監視重点区域に指定。県は区域内で野鳥の大量死といった異常がないか監視を強化する。

 県によると、重点区域内には2カ所の養鶏場があるが、14日夕までに異...

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