未来のドライバーに交通ルールの大切さを伝えようと、新潟県交通遺児基金と新潟デザイン専門学校(新潟市中央区)が、高校3年生向けの交通安全啓発動画を制作した。昨年の調査で新潟県が全国で最も低い割合だった「横断歩道での一時停止」をテーマに、アニメで優しい運転などを呼びかけている。

 新潟県交通遺児基金の新たな取り組みで、18歳となって運転免許が取得できる高校3年生を対象にした動画制作を新潟デザイン専門学校に依頼した。生徒による絵コンテ10作品から選ばれた最優秀賞をベースに、生徒13人が動画を作った。

 2月29日には県庁で表彰式が行われ、最優秀賞に輝いた新潟デザイン専門学校2年の細川伽那子さん(20)...

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