今季最終カードのトヨタ紡織戦に向け、練習する西垂水美桜(手前)=阿賀野市
今季最終カードのトヨタ紡織戦に向け、練習する西垂水美桜(手前)=阿賀野市

 Wリーグの新潟アルビレックスBBラビッツは3月16、17日、愛知県のウィングアリーナ刈谷で6位のトヨタ紡織と戦う。今季最終カードとなる。新潟は4勝20敗で14チーム中13位。2部制となる来季の2部参戦がすでに決まっているが、目標の5勝目をつかみ取り、順位を一つでも上げたい。

 トヨタ紡織は13勝11敗。東京五輪代表で平均得点リーグ10位の東藤なな子が在籍。アーリーエントリー選手のディマロは、3月10日の富士通戦で26得点しており、要注意だ。

 新潟は3月9、10日の日立ハイテク戦で連敗。1戦目は20点差で完敗したが、2戦目は選手が体を張り、リバウンドやルーズボールの争いでも奮闘し、1点差まで迫った。

 伊藤篤司監督は「格上の日立ハイテクに負けはしたが、今季頑張ってきた成果が出た。トヨタ紡織にもラビッツらしく、思い切ってやってほしい」と話した。

 試合開始は3月16、17の両日とも午後3時半。

◆加入4季目で自身最多得点 主将の西垂水美桜、5勝の目標へチームけん引...

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