先発し5回1失点と好投した薮田和樹=ヤクルト戸田球場(写真映像部・佐藤将志)
先発し5回1失点と好投した薮田和樹=ヤクルト戸田球場(写真映像部・佐藤将志)

 [オイシックス新潟1-2ヤクルト]「先発の柱」を筆頭に投手陣が奮闘した。開幕投手を任された薮田和樹が5回1失点と粘りの投球を見せた。九回にサヨナラ打を喫したが、継投陣も踏ん張った。「選手個々が持っている力を発揮してくれた。だからこそ勝たせてあげたかった」。開幕戦に惜敗し、橋上秀樹監督は悔しがった。

 1勝4敗だった春季教育リーグでは、日本野球機構(NPB)の強力打線に苦しみ計41失点。ただ、この日は緩急をうまく使った薮田の力投に引っ張られるように、投手陣が力を示した。

 薮田は2月1日のチーム始動から、開幕試合で先発することを逆算し、準備を進めてきた。だからこそ、五回に計測した151キロのストレ...

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