トークの収録で自身がデザインした商品を紹介する野本昌宏さん(左)=三条市本町2
トークの収録で自身がデザインした商品を紹介する野本昌宏さん(左)=三条市本町2

 白血病を経験し、患者らの応援活動を続ける新潟県長岡市のデザイナー、野本昌宏さん(44)を招いたトークイベントが新潟県三条市内で開かれた。野本さんは自身のブランド商品の売り上げの一部を骨髄バンクなどに寄付する活動を紹介。後遺症に苦しむ人たちへの支援を訴えた。

 イベントは三条市本町2の書店・カフェ「SANJO PUBLISHING(三条パブリッシング)」が3月に開催。野本さんと三条パブリッシング関係者の対談を録音し、音声データを希望者に配信する形式で実施した。

 野本さんは2018年に急性骨髄性白血病と診断され、骨髄移植を受けた。現在、家業の包装資材会社で役員を務める一方、白血病患者らを応援するフ...

残り289文字(全文:589文字)