
けがからの復帰後、初先発を狙うMF長谷川元希=聖籠町
J1アルビレックス新潟は第20節の6月26日午後7時から、エディオンピースウイング広島で5位の広島と対戦する。22日の川崎戦でリーグ戦を折り返し、今節が後半の初戦となる。白星をつかんで、良いスタートダッシュを切りたい。
チームは前半戦を終え、15位。松橋力蔵監督は「上位に入れるチャンスはあった」としつつ「そこに行けないのが、われわれの弱み」と受け止める。後半戦はゴールを決め切る、守り切るといった勝負どころをものにしたい。
6月25日の前日練習でGK小島亨介の姿がないなど、戦力は万全ではない。それでもMF宮本英治やDF長谷川巧がボール回しなどをこなしており、コンディションは徐々に上げている様子だ。
広島はボール奪取からのショートカウンターが特長。総得点35と、J1最多の得点力を誇っており、不用意にボールを失うのは禁物だ。逆に相手の強力なプレスを回避すれば、新潟も好機が訪れる。中盤でのチャンスメークが得意なMF奥村仁は「相手が嫌がる所にポジションを取りながら、良い攻撃のリズムをつくりたい」と意気込んだ。
◆MF長谷川元希に復調の兆し 「100%の力出せる」
限られた...
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