
「ジーザス・クライスト=スーパースター エルサレム・バージョン」でヒロインを演じる守山ちひろ=劇団四季提供
劇団四季のミュージカル「ジーザス・クライスト=スーパースター エルサレム・バージョン」が8月、新潟市と新潟県上越市で上演される。キリストが十字架に架けられるまでの最後の7日間を描き、リアリズムを追求した演出が特徴だ。劇団四季の原点とも言われる作品で、ヒロインを演じる守山ちひろは「ずっと関わりたかった作品。劇団四季で50年近く愛されてきた作品をぜひご覧いただきたい」と語った。
ローマ帝国支配下の約2000年前のパレスチナが舞台。新しい教えを説くキリストは、圧政に苦しむ民衆から崇拝される。使徒の一人であるユダの裏切りや民衆の心の移ろい、キリストのよりどころであるマグダラのマリアの苦悩など、人間ド...
残り408文字(全文:708文字)