
8回表、長岡大手1死二塁、佐藤逸生が右前に勝ち越しの適時打を放ち2-1=2024年7月14日、悠久山球場
[長岡大手2ー1東京学館]2023年夏の王者に気持ちで負けなかった。公立の長岡大手が、連覇を狙う東京学館を逆転で破った。勝ち越し打を放った2年の9番打者、佐藤逸生(いつき)は「いつも3年生に支えてもらっているので、打ててめっちゃうれしい」と顔をほころばせた。
1-1で迎えた八回1死二塁の場面。三振や失策などいいところがなく、「打撃で取り返す」と高めの直球を思い切り振り、右前に運んだ。
東京学館戦に向け、チームで速球を打つ練習に取り組んだ。試合中は相手エースを分析。上からたたいて振り遅れないようにしようと話し合った。
二塁にいた主将の内藤柊をホームにかえせたこともうれしかった。内藤は長岡東中の...
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