【2024/07/15】
日本から一番近い米国であるグアムは、西太平洋のミクロネシアと呼ばれるマリアナ諸島の最南端にある島です。日本からは3時間半ほどのフライトで訪れることができます。
佐渡島より小さい島には、「人種のるつぼ」である米国を体現しているかのように、グアムの先住民であるチャモロ人をはじめ、約17万人の多種多様な人々が生活しています。
1年中温暖なグアムは観光地としてのイメージが強いですが、地理的にアジアと北米大陸の間にあり、経済・軍事戦略上、重要な位置を占めています。そのことで、グアムには人々が翻弄(ほんろう)されてきた歴史があることは、あまり知られていないのではないでしょうか。
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