定例記者会見＝８月２１日
障害者らに不妊手術を強制した旧優生保護法（１９４８〜９６年）は憲法違反だとした７月の最高裁判決を受け、花角英世知事は８月２１日の定例記者会見で「心身に多大な苦痛を受けた方々に対しては申し訳ないと思う」と謝罪した。新潟県は法に基づき手術を進める立場でもあったことから、「国が進めてきたことではあるが、県としても重く受け止める」と話した。
旧優生保護法下で、県は手術の適否を判断する審査会を設置していた。厚生労働省の調査資料によると、新潟県で行われた手術は４１６件で、このうち本人の同意がなかったのは２６７件。花角知事は「多くの方々が、本人の同意なく手...
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