新潟地裁
新潟地裁

 新潟市中央区の貴金属などの買い取り専門店で6月に起きた強盗未遂事件で、強盗未遂と窃盗の罪に問われた名古屋市瑞穂区、設備工の男(20)の初公判が9月4日、新潟地裁(塚本友樹裁判官)で開かれた。男は「間違いありません」と起訴内容を認めた。

 起訴状によると、男は何者かと共謀して6月19日午後6時半過ぎ、新潟市中央区弥生町の「おたからや関屋駅前北口店」で、30代の男性店長を包丁で脅し現金を奪い取ろうとしたが、店長から現金を保管していないと伝えられ、断念したとしている。犯行に使った包丁は直前に同区関屋浜松町のドラッグストアで盗んだとしている。

 検察側は冒頭陳述で、男は生活費や借金返済に窮していたことか...

残り218文字(全文:518文字)