就職選考の直前指導で表情を引き締める新潟商業高の生徒＝９月１３日、新潟市中央区
２０２５年春卒業予定の高校生の就職選考が９月１６日に始まる。新型コロナウイルス禍からの経済回復による人手不足などを背景に、高卒予定者の新潟県内求人倍率は３倍超と高く、売り手市場となっている。県内での就職を希望する人は少子化や進学などで減少が続いていたが、今年はやや増加。企業が賃上げや資格取得の支援など処遇改善をしていることに加え、高卒者の採用を広げる動きも要因とみられる。
選考開始直前の９月１３日、新潟市中央区の新潟商業高校では、民間就職希望の３年生を激励する会が開かれた。生徒２３人が参加し、面接に臨む際の注意点などを教員がアドバイスした。同校の３年生約３００人のうち、公務員などを含めた就職...
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