
10月6日に投開票された新潟県の長岡市長選で焦点となっていた投票率は46・57%となり、前回選の46・99%を0・42ポイント下回った。現職と新人が競り合う展開だったが、市民の関心はそれほど高まらなかった。
旧長岡市域の投票率は、11地域の中で最も低い44・53%にとどまった。投票に行かなかったという40代の会社員女性は「市長が何をしているかも分からないし、直接恩恵を感じることもない」と正直に話す。
30代の会社員男性は「あまり盛り上がっている感じもなかった。政策も把握していないのに投票するのは良くないと思った」と話した。別の30代男性は「自分の1票が結果に影響することはないのではないか」と...
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