新潟市の中原八一市長が体調を崩し療養してから6週間が過ぎた。詳しい症状は明らかにされず、登庁の再開時期も未定。ただ、自宅から職員らに指示を出しており、職務代理者は置いていない。市議会には12月定例会が始まるまで回復を見守るとの意見が多いが、困惑の声も出ている。能登半島地震から復興の途上にあり、市長の復帰を願う市民の声も聞かれる。

 中原市長は9月4日、フランス・ナント市へ向かう直前、都内で体調を崩した。9月下旬に3週間程度で復帰する意向を示していたが症状が改善せず、10月11日、療養をさらに継続するとのコメントを発表。その中で「登庁再開の時期を申し上...

残り530文字(全文:830文字)