
親子連れらが磯遊びを楽しんでいる番神自然水族館=2023年7月、柏崎市
11月17日投開票の新潟県柏崎市長選挙は3人が立候補し、選挙戦が続いている。市は「海の柏崎」を掲げており、観光事業の中心である海水浴の振興は、市政でも大きなテーマだ。しかし近年、レジャーの多様化や猛暑などを背景に、海水浴客は全国的に減少。民間の事業者は「海水浴だけにすがるのはもう厳しい」と危機感をあらわにし、海の魅力を生かした多様なコンテンツづくりや、民間の取り組みへの支援を訴える。
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9月上旬、観光関係者にとって「ショッキングな数字」が明らかになった。2024年の市内14海水浴場の入り込み数が約27万人となり、前年比で約5万人減少したと、市が発表した。
新型コロナウイルス禍前の19年の入り込...
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