
日本臓器移植ネットワークは11月23日、魚沼基幹病院(新潟県南魚沼市)に入院していた50代女性が、21日午後5時55分に臓器移植法に基づく脳死と判定されたと発表した。運転免許証と健康保険証に提供の意思を示していた。脳死判定は法施行後1141例目。
移植ネットワークによると、摘出手術は23日午前9時前から行われ、心臓が九州大病院で30代男性に、肺が東京大医学部付属病院で50代女性に、腎臓は新潟大医歯学総合病院で50代男性と60代男性にそれぞれ移植される予定。膵臓(すいぞう)と小腸は医学的理由で断念した。
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