左から伊藤麗氏、久保田郁夫氏、横山人美氏
左から伊藤麗氏、久保田郁夫氏、横山人美氏

 任期満了に伴う新潟県糸魚川市長選(4月13日告示、同20日投開票)まで3カ月を切った。いずれも新人で市議の伊藤麗(れい)氏(34)、元教員の久保田郁夫氏(66)、市議会副議長の横山人美(ひとみ)氏(59)がともに無所属での出馬を表明し、三つどもえとなる公算が高まった。現職で5期目の米田徹氏(75)は出馬しないため、合併後初めて市長が交代する。3氏とも人口減少問題を重要課題に挙げており、これを軸に前哨戦が展開されそうだ。

 糸魚川市選挙管理委員会によると、記録が残る1954年以降、合併前の旧糸魚川市や青海、能生の旧2町を含め、首長選挙で女性の候補者はゼロだった。今回は現時点で2人が名乗りを上げている。...

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