
インタビューに応じるちゃい文々さん=新潟市西区
笑いあり、涙ありの子育て漫画エッセーが幅広い世代に共感を呼んだ、漫画エッセイストちゃい文々さん(60)=新潟市西区=が、300点超の作品を集めた個展「ちゃい文々展 あの日の唯一むにむに」を、2月27日から3月9日まで新潟市秋葉区の新津美術館市民ギャラリーで開く。乳がんや能登半島地震による被災を経て2024年、還暦を迎えた。「悩んでも泣いても朝は来て、ごはんを食べて今日も笑って生きる」。読み手の心を温かく解きほぐすメッセージを発信してきた40年の集大成だ。(報道部・梶井節子)
ちゃいさんは、新潟日報社が発行するフリーペーパーassh(アッシュ)で2002年から14年間、子育てスケッチ「ビーンズ...
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