
親子連れらが写真を通して交流した「びより写真部」=5月14日、新潟市中央区万代3
子育て世代が、プロのカメラマンに教わりながら写真撮影を楽しむ「びより写真部」が、新潟市中央区の新潟日報メディアプラスで始まった。参加者は子どもの撮影を通じて親睦を深めた。
新潟日報社が運営する子育て世代向けウェブページ「にいがた、びより」の交流企画で3年目の開催。「studio Roop」(新潟市西蒲区)のカメラマン、濱口直大さん(44)を講師に9月まで5回の講座を開き、20人が参加する。
初回の5月14日は、濱口さんがカメラの設定の仕方や、順光や逆光など被写体への光の当たり方を解説。「子どもを撮るときは、どこに光を当てるかを意識するといい」と伝えた。参加者は一眼レフカメラなどを手に、窓からの光を生かした撮影に取り組んだ。
8カ月の男の子と参加した新潟市西蒲区の女性(37)は「子どもの成長は早いので、今の姿をすてきに残したい」と話した。
今後は各自写真を持ち寄っての講評会、構図などテーマ別の撮影を行う。来年1月には新潟市内で写真展を開く予定だ。
※新潟日報 2025/5/19 朝刊 掲載