新潟地裁
新潟地裁

 女性に性的暴行をしてけがを負わせたとして、不同意性交致傷罪に問われた佐渡市、無職男(56)の裁判員裁判の初公判が7日、新潟地裁(小林謙介裁判長)であり、被告は「暴行、脅迫の事実はない」と起訴内容を一部否認した。

 起訴状によると被告は昨年10月9日、佐渡市内のバス待合所で、50代女性の頭を殴るなどした上で「声を出すな。殺すぞ」と脅迫して性的暴行を加え、陰部などに全治約2週間のけがを負わせたとされる。

 検察側は冒頭陳述で、被告はコンビニで買い物をしていた面識のない女性を追いかけてバスに乗り、同じバス停で降車したと指摘。女性が周囲に人けのない待合所に入ったタイミングを狙って犯行に及んだと述べた。

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