令和7年 台風第11号に関する情報 第26号 (位置)

 2025年8月11日午後3時50分

 気象庁 発表

 

 台風第11号は、日本の南を1時間におよそ20キロの速さで西へ進んでいます。

 

 【本文】

 台風第11号は、11日15時には日本の南の北緯21度10分、東経132度20分にあって、1時間におよそ20キロの速さで西へ進んでいます。中心の気圧は985ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は45メートルで中心から半径55キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっています。また、中心から半径220キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。

 台風の中心は、12時間後の12日3時には沖縄の南の北緯21度10分、東経129度25分を中心とする半径65キロの円内に達する見込みです。中心の気圧は985ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は45メートルが予想されます。予報円の中心から半径120キロ以内では風速25メートル以上の暴風域に入るおそれがあります。

 24時間後の12日15時には沖縄の南の北緯21度50分、東経126度50分を中心とする半径95キロの円内に達し、強い台風になる見込みです。中心の気圧は980ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートルが予想されます。予報円の中心から半径150キロ以内では風速25メートル以上の暴風域に入るおそれがあります。

 48時間後の13日15時には台湾の北緯24度25分、東経120度30分を中心とする半径155キロの円内に達する見込みです。中心の気圧は996ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートルが予想されます。

 台風はこの後、熱帯低気圧に変わり、

 72時間後の14日15時には華南の北緯26度05分、東経113度25分を中心とする半径220キロの円内に達する見込みです。中心の気圧は1002ヘクトパスカルが予想されます。

 なお、台風や熱帯低気圧の中心が予報円に入る確率は70%です。

 今後の台風情報にご注意ください。