
大井淳氏
石破茂首相の退陣表明を受け、自民党総裁選を巡る動きが加速している。次期首相次第では早期の衆院解散・総選挙に踏み切る可能性もあり、与野党が公認候補予定者を決めるなど準備を急ぐ。与党が惨敗した夏の参院選を踏まえ、県内各党は次期衆院選にどう臨むのか聞いた。
◎大井淳(おおい・じゅん)新潟市南区出身、白根第一中卒。会社役員、南区観光協会副会長。2023年新潟市議選で落選。党北陸信越ブロック長を23年6月から2年間務めた。23年9月から県支部連合会長。
-次期衆院選で新潟2区と4区に公認候補を擁立すると発表しました。
「7月の参院選を振り返ると、衆院新潟2区と4区で票の出方が良かった。2区に擁立する平井恵里子さんは参院選新潟選挙区で約21万票を集めた。平井さんの知名度は県支部連合会の頼みの綱だ。4区の候補となる大矢寿乃(ひさの)さんは党員歴が長く、支持拡大に期待している」
-参院選に続き、衆院選でも比例票の上積みに重点を置くのでしょうか。
「明確な目標は...
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