
広島で学んだことや感じたことを発表する中学生=十日町市水口沢
今夏、広島市に派遣されて原爆について学んだ十日町市内の中学生15人が、現地で感じたことを、十日町市水口沢の千手中央コミュニティセンターで発表した。被爆者の話などを紹介し、「未来を担う私たちが、次の世代に伝えていかなければならない」と訴えた。
終戦から80年の節目に、戦争や原爆の悲惨さを次世代に継承し、平和について考えてもらおうと、原水爆禁止十日町市協議会と十日町市が9月中旬に開いた。市内の中学校7校の生徒約250人が参加した。
発表した15人は、原爆養護ホームで暮らす高齢の被爆者の話や、平和学習の集いで全国の中学生らと語り合ったことを紹介。「原爆は体や命だけでなく、残された人の心にも大きな傷...
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