東京デフリンピック第8日は22日、東京アクアティクスセンターなどで行われ、競泳の茨隆太郎(SMBC日興証券)が男子200メートル個人メドレーを制し、通算22個目のメダルを「金」で飾った。日本勢通算最多メダルとされる卓球男子の幾島政幸の21個を上回った。女子100メートル平泳ぎの串田咲歩(県岐阜商高)は銅メダルを手にした。
バレーボール女子の準々決勝は、日本がカナダを25-11、25-12、25-4で圧倒し、準決勝進出を決めた。岡田夕愛(上越高)が先発で出場、高橋朋伽(中越高)も交代で出場した。
サッカー男子準決勝で日本は米国に1-0で競り勝ち、25日の決勝でトルコと当たる。自転車の男子個人ロードレースは藤本六三志(東京濾器)が銅メダルを獲得した。
レスリング男子グレコローマンスタイル130キロ級の曽我部健(日亜化学工業)、テコンドー女子プムセの星野萌(筑波技術大)も3位に入った。陸上男子400メートル障害の村田悠祐(仙台大)は5位だった。
◆チームメートが声援、高橋朋伽「気持ちを背負って臨んだ」
バレーボール女子の高橋朋伽は、中越高3年生のチームメートが観客席で見守る中、持ち前の明るさでチームをもり立てた。勝利が懸かった日本のマッチポイントで交代出場。カナダの選手をサーブで崩して準決勝進出につなげ、「コースを狙った。みんなの気持ちを背負って臨んだ」と振り返った。
高校1年時に...
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