地域の誇りをかけ、秋の越後路を疾走

新潟県長岡市から新潟市まで全12区間、110・1キロをたすきでつなぐ「新潟県駅伝競走大会」。2023年の第76回大会が10月15日に行われ新潟中央が2大会ぶり3回目の優勝を果たしました。タイムは5時間47分58秒。2位は上越で、5時間51分46秒。3位の佐渡は5時間55分40秒で、初めてトップ3入りしました。最優秀選手賞は、第5区でトップに立ち、新潟中央を優勝に導いた桑原大地さんが受賞しました。(新潟陸協、新潟日報社、BSN新潟放送など主催)。
第76回大会は、地域ごとに編成された25チームが出場しました。また順位、記録は残りませんが、オープン参加で、セキノ興産、高田自衛隊、YKK所属選手が北陸実業団選抜として参加しました。
県内の駅伝競走大会の歴史

1948年5月2日、新憲法施行1周年を記念して「長岡-新潟間郡市対抗駅伝」としてスタートしました。その後、54年に高田市(現上越市)スタートとなり、62年に新発田市を経由する延長を経て、64年に新井市(現妙高市)スタートに変更となりました。
秋の越後路18区間を選手たちが地域の名誉を担い、一本のたすきをつなぐ「県縦断郡市対抗駅伝」として県民に親しまれ、数々の名勝負を生みました。
平成の大合併で自治体の構成が大きく変わり、2006年の第59回大会から名称を「県縦断駅伝」(197・7キロ)として再出発し、60回大会から中学生区間を導入し、新たな歴史を刻みました。18年の第71回大会からは従来の2日間の開催から1日開催に変更し、名称も「新潟県駅伝競走大会」となりました。
※大会当日はコース周辺で交通渋滞が予想されます。大変ご迷惑をおかけいたします。ご理解・ご協力をお願いします。
- 【主催】
- (一財)新潟陸上競技協会、新潟日報社、BSN新潟放送、新潟市、長岡市、三条市、新発田市、関係各市教育委員会
- 【協賛】
- 【後援】
- 新潟県、新潟県教育委員会
- 【協力】
- 新潟県警察本部・沿道各警察署・新潟アルビレックスランニングクラブ