今年話題になった言葉に贈られる「現代用語の基礎知識選 2025T&D保険グループ新語・流行語大賞」が1日発表され、高市早苗首相に関する「働いて働いて働いて働いて働いてまいります/女性首相」が年間大賞に選ばれた。選考委員特別賞は、6月に亡くなった長嶋茂雄さんをたたえた「ミスタープロ野球」だった。

 高市氏は自民党総裁に選出された後、所属議員に向け「全員に馬車馬のように働いてもらう。私自身もワークライフバランスという言葉を捨てます」と述べ、続けて「働いて…」と発言。過労死遺族らが抗議するなど物議を醸した。

 トップテンには「エッホエッホ」「オールドメディア」「緊急銃猟/クマ被害」「国宝(観た)」「古古古米」「戦後80年/昭和100年」「トランプ関税」「二季」「ミャクミャク」が選ばれた。政治や国会の場で話題となった言葉が目立った。

【関連記事】
『2025 新語・流行語大賞』ノミネート語30

ダイアン津田『新語・流行語大賞』ノミネートに渾身のツッコミ