県猟友会三条支部と三条市の意見交換会=22日、三条市役所
県猟友会三条支部と三条市の意見交換会=22日、三条市役所

 クマやイノシシ、サルなどの出没が相次ぐ中、三条市は22日、猟友会へのコスト面の支援強化や、市職員を含めた狩猟免許保持者の増加策を検討する方針を示した。解体場所の設置についても猟友会などと相談していく考えだ。

 市役所で22日に県猟友会三条支部と三条市の意見交換会があった。猟友会からは渡邉英男支部長らが出席し、自治体の判断でクマへの発砲を可能とする緊急銃猟について、これまで三条ではなかったが「突如あるかもしれない」と指摘。普段から練習が必要となるほか、緊急銃猟に対応可能な会員が少数にとどまるなど課題を挙げた。また、現在はない専用の解体施設を市内に設けるよう求めた。

 滝沢亮市長は、狩猟免許保持者確...

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