左上から順に、平野歩夢、山田琉聖、冨田せな。左下から順に工藤璃星、須貝龍、古野慧
左上から順に、平野歩夢、山田琉聖、冨田せな。左下から順に工藤璃星、須貝龍、古野慧
スノーボードハーフパイプの(左から)戸塚優斗、山田琉聖、平野流佳、小野光希=19日、ラークス(共同)

 全日本スキー連盟は20日、ミラノ・コルティナ冬季五輪の代表を発表し、県勢の五輪代表が出そろった。新潟県関係選手は7人で前回北京五輪から4人減った。スノーボードハーフパイプ(HP)では北京五輪に続く金メダルが獲得されるか、注目が高まる。フリースタイルスキー(FS)や、本県出身者では珍しいフィギュアスケートでも表彰台に期待がかかる。

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 7人中3人が五輪初出場。県勢のメダルは2014年のソチ五輪が最多の3個で、北京では県勢初の金メダルを含む2個だった。今大会も実力者がそろい、最多を更新する可能性もある。

 筆頭となるのは、スノーボード。男子HPには、前回王者の平野歩夢(TOKIOインカラミ・村上市出身)と初五輪の山田琉聖(チームJWSC・妙高市)が出場する。平野は17日、五輪前最後の実戦となるワールドカップ(W杯)第5戦の決勝で転倒。本番への影響が懸念されるが、その不安を払拭し、大技の成功に期待したい。山田は昨年12月にW杯を初制覇。独創的なルーティンで、五輪でも個性を輝かせる。

 女子HPで、北京銅メダリストの冨田せな(宇佐美SC・妙高市出身)は変わらぬ高いエアが武器。技術力もさらに磨き、4年間の成長を示したい。初出場の工藤璃星(TOKIOインカラミ・開志創造高)は今季、W杯で二度2位に入ったホープ。この勢いのまま五輪に臨む。

 FS男子スキークロスでは、須貝龍(チームクレブ・胎内市出身)と古野慧(U-NEXTホールディングス・長岡市出身)が、北京五輪での悔しさを晴らそうと意気込む。須貝は昨年12月に左大腿(だいたい)骨頭骨折などのけがを負ったが、五輪での復帰を目指してリハビリに励む。

 すでに出場が発表されていたフィギュアスケート女子の中井亜美(TOKIOインカラミ・新潟市出身)は、メダル候補の1人だ。グランプリ(GP)ファイナルでは日本人トップの銀メダルを獲得。フリーで大技トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を決めるなど、勝負強さを見せた。その強さを憧れの大舞台でも発揮したい。

 出場の当落線上にいたバイアスロン男子の山本大晴(自衛隊体育学校・南魚沼市出身)は代替候補の3番手。アルペン男子の若月隼太(ホテルロッソ・湯沢町出身)は出場がかなわなかった。

 

◆スキークロス古野慧「4年前のリベンジ果たす」

 フリースタイルスキー男子スキークロスの古野慧は、2022年北京冬季五輪に続き、ミラノ・コルティナ冬季五輪の代表入りを果たした。「ひとまずホッとしている。前回大会よりも成長できているので、出るだけでなく成績を出しにいく大会にしたい」と気合十分だ。

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