上越市出身の童話作家小川未明にちなんだ児童文学コンクール「第34回小川未明文学賞」(市など主催)の受賞作が決まり、大賞に高松市の主婦、樹(いつき)あゆりさん(72)の長編「うどんの神さま」が選ばれた。

 文学賞は、未明の文学精神を継承しようと1991年に創設。今回は、長編と短編を合わせて過去最多の801編が寄せられた。優秀賞には京都府の大学院生、隅垣健さん(56)の長編「おとぎ電車と宵待の橋」が選ばれた。

 大賞作品は、自宅がうどん店の小学4年の男の子を主人公に、10年前に家を出た父親が戻ってきたことで次々と出来事が巻き起こり、店と家族が再生する物語。小川未明文学賞委員会の宮川健郎(たけお)会長...

残り132文字(全文:432文字)