テレビアニメ『薬屋のひとりごと』第2期振り返り劇場上映会が12日、都内で行われ、声優の悠木碧(猫猫役)、大塚剛央(壬氏役)、瀬戸麻沙美(子翠/楼蘭役)が登壇。第2期終盤の、猫猫の呼びかけに子翠が「なあに?」と返す名シーンの秘話を明かした。
国内でイベント登壇は初となる瀬戸に、悠木が「ハリウッドセレブみたい」とにんまり。瀬戸も「日本のファンの皆さんの前でこうして改めて振り返ることをとてもうれしく思います」とノリノリであいさつ。悠木が「下に字幕が見えますね」と表現すると、大塚も「おもしろすぎる」と笑いをこぼした。司会の「通訳呼べなくてすみません」という言葉には「まかせてください、日本語は」と返しさらなる笑いを起こしていた。
集まったファンとともに第2期全編を振り返った3人。第2期でキーパーソンとなった子翠/楼蘭を演じた瀬戸は、「常に薬屋を感じます!」とし、「2025年はやっぱりこの役が好き出したとか、瀬戸ちゃんが演じた子翠が印象に残ってますとか」と大きな反響があったという。
また、第2期終盤で、猫猫の呼びかけに子翠が「なあに?」と返すシーンについても言及。「楼蘭、子翠はどっちの名前で呼ぶkっていうのはそれこそ猫猫の決断と同じで、私もこうやってお話するときに悩むんですけど」と明かしつつ、作中での子翠の猫猫に対しての関係性と感情の変化に触れ、「だからこそ、そこで子翠と呼んでくれたことで子翠と猫猫の時間がなかったことじゃないってなったのかなって、あのシーンは思いました」と思いをめぐらせた。
さらに「彼女は涙をボタボタ流してはいませんでしたけど、でも私自身も演じているときに、鼻の奥にツーンと来る感覚はあってもいいんじゃないかなと思って、気持ちは持っていきやすかった」と」も語った。
悠木も2人の関係性を語りつつ、「アフレコのときは、そのままの空気に乗っかっていれば逆によくて。もちろん迷うところはなくはないんですけど、どちらかというとテクニカルなことを頑張ったというよりはエモーショナルなところに任せてたって感じです」と振り返った。
加えて、瀬戸から「あんなに流れを止めないで録ることってないですよね。テストと本線が結構お芝居違うんです。テストの猫猫もやっぱり好きで…」とアフレコ裏話も飛び出した。悠木は「テストだとだいぶエモくやってたというか、情熱的に(子翠を)止めてたし、絵通りにいったほうがいいかなみたいな感じだったんですけど、猫猫らしさをそこにいれてあげた方がいいよね、ってなってあのくらいになった」と告白。
瀬戸は「本番ほぼやり直しなかったですもんね」といい、悠木も「テストと方針をガッツリ変えたときって正直これ合ってたかなってなる」と不安もあったことを吐露。結局順調に進んだとして、瀬戸は「『対応力すげー!』って思ってみていました」と尊敬のまなざしを向けていた。
本作は、毒と薬に異常な執着を持つ薬屋の娘・猫猫(マオマオ)と、謎多き美形の宦官・壬氏(ジンシ)が、宮中で次々と巻き起こる難事件に挑んでいく“謎解きエンターテインメント”。原作は日向夏氏、イラストはしのとうこ氏が担当し、シリーズ累計4500万部を突破。続篇となるテレビアニメ第3期と劇場版の制作が決定している。












