「クマ注意」の看板が立てられた護摩堂山の登山口=田上町田上
「クマ注意」の看板が立てられた護摩堂山の登山口=田上町田上

 山菜採りや春山登山のシーズンを迎え入山者が増える中、県内では冬眠明けのクマの活動が活発化している。今月12日には長岡市で本年度初の緊急銃猟が行われた。近年は人里周辺に生息する個体が増えているとみられ、県は数の抑制に向けた対策を講じる。県や県山岳協会は「春山レジャーはクマの生息域に入るという意識を持ち、鈴などのクマよけグッズを備えてほしい」と呼びかけている。

 五泉市と田上町にまたがる護摩堂山。田上町の登山口には「クマ注意」の看板が立つ。

 11日に訪れた新潟市江南区の登山客(79)は「前に護摩堂山でクマの足跡のようなものを見た。人けの多い山だが、念のため毎回欠かさずクマ鈴を持参している」と話す。護摩堂山は昨年6月、クマらしき動物の目撃情報で一時、入山が規制されたこともあり、この日もクマ鈴を付けた登山客が多く見られた。

 県鳥獣被害対策支援センターによると、2025年度の...

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