【2021/07/05】

 私はニューヨーク(NY)の隣のニュージャージー州に住んで23年になります。この辺りは4月ごろから季節が良くなり、梅雨もないのでアウトドアライフが11月初旬まで楽しめます。

 新型コロナウイルスが収束し始めた今、自然の中で五感を研ぎ澄ませて生活を楽しむことにしました。アウトドアといっても大げさなことではありません。外に出て太陽を浴び、季節ごとに変わる木々や花の色を楽しむ。小鳥のさえずりを聞きながら食事をしたり、ワイングラスを片手に音楽を聴いて会話を楽しんだりすることです。家族や友人を招いて一緒に楽しめる時間をつくっています。

 私は人が後悔することなく満たされた人生を送れるようサポートする「ライフコーチ」をしています。コーチングのほか、週1回ビデオ会議システム「Zoom(ズーム)」を使い、日米をつないで「寄合(よりあい)所」という場をつくっています。

 寄合所は参加者が日々の思いや感じることを互いにシェアし、新たな発見や気付きを得る場所です。

 新型ウイルスの感染拡大以降、多くの人がつながりを大切にしたいという気持ちが強くなりました。そんな中、気軽に集まれる場をつくりました。

 ズームで地球のどこにいてもつながることができます。米国の日本人同士が感じていることを気軽にシェアできる。そんな場が寄合所なのです。

 さらに月に1度は寄合所トークを開いています。語り手が力を入れてやっていることや、自身の経験から学んだことなどの話をしてもらっています。これも日米をつないでやっています。

 米国生活は通算28年になりますが、今まで以上に人とのつながりが大切だと実感しています。

 その方法として、私はアウトドアでローカルに、ズームでグローバルにつながっていきたいと思っています。

新型コロナウイルスが収束し始めた今、過ごすことが多くなった自宅の庭。家族や友人とローカルにつながる場になっている 

◎罍(もたい)純介さん(NY新潟県人会員)罍さんは祖父が柏崎市出身。慶大、ジョージタウン大卒業後、米系銀行東京支店のマーケット・ディーラーを勤める。1998年NY本店に転勤し、米国の永住権取得。NY新潟県人会員でもあります。