第47回ハルビン氷灯芸術園遊会が5日、無料開放された。園遊会は、兆鱗公園で開催される最も長い歴史を誇る氷祭りである。芸術とうたうだけあり、繊細な氷の彫刻が夢の世界を表現する。
【2021/01/18】
躍動感があり人々を魅了する氷彫刻作品、子どもから大人まで楽しめる氷のジャンボ滑り台、そして歓声と喜々とした笑顔に満ちたアイスパーク…。氷のオブジェや氷の建物が色鮮やかにライトアップされ、会場では氷でできた童話の世界のような風景を楽しむことができる。

氷で造られた巨大滑り台
今年は園遊会の名物である大型氷像が兆麟公園の南北大門に集中している。公園の南大門では、巨大な氷で彫刻された雄牛が、力強く、うし年の春節を迎え入れている。公園の北大門では、巨大な氷で彫刻されたチェロが、音楽の都ハルビンの芸術気質を表現している。
氷の彫刻は、例年同様、今年も園遊会のメインイベントである。全国数十校の大学生および氷彫刻の専門家、青少年氷彫刻愛好家らが、兆麟公園で市民と観光客のために226基の氷彫刻作品を贈呈した。
これらの作品は、新型コロナウイルス感染症に打ち勝つことを氷彫刻で表現している。

ハルビン氷灯芸術園遊会の氷彫刻作品