サポーターの前で「秋春制」に反対を表明した中野幸夫社長=新潟市中央区
サポーターの前で「秋春制」に反対を表明した中野幸夫社長=新潟市中央区

 J1アルビレックス新潟の中野幸夫社長は8月11日、Jリーグで議論されているリーグの開幕時期を従来の2月から8月ごろへ移行する「秋春制」について、反対を表明した。サポーターとの意見交換会に出席し、「シーズンを変えず、今のままやった方が良いと思っている」と述べた。

 反対する理由については、冬季中断によるシーズンの分断の懸念を挙げた。シーズン移行でリーグを強化できるというJリーグ側の説明についても疑問視し、現行日程でも強化は可能だと強調。「日本の文化風土をベースにしながら、独自の強みを発揮していくべきだ」とした。

 秋春制の議論は、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)が9月開幕に変更になったことで...

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