自分の預金口座情報を他人に譲り渡したとして、新潟北署と県警サイバー犯罪対策課は7日、犯罪収益移転防止法違反の疑いで新潟市北区のアルバイトの女(30)を逮捕した。

 逮捕容疑は2023年4月26日ごろ、第三者が不正に使用する目的だと知りながら、自分名義の預金口座の引き出しや振り込みに必要なインターネットバンキングの暗証番号などをLINE(ライン)で何者かに伝え、口座情報を譲り渡した疑い。

 新潟北署によると、口座はインターネットバンキングの不正送金詐欺事件に使用されていたとみられる。