高鳥修一衆院議員の県連会長辞任を受け、後任人事を話し合う自民党の本県関係国会議員団＝２月９日、国会
自民党新潟県連の新会長に佐藤信秋参院議員（比例代表、新潟市出身）が２月９日、内定した。党派閥の政治資金パーティー裏金事件安倍派（清和政策研究会）と二階派（志帥会）で、議員側が派閥パーティー券の販売ノルマを超えて集めた売り上げを政治資金収支報告書の収入に記載せず、議員側に還流していたとされる事件。安倍派では支出にも記載せず、受領した議員側も収入として書いていなかった。東京地検特捜部は２０２３年１２月１９日、両派の事務所を家宅捜索。安倍派の幹部ら複数を任意聴取した。２４年１月７日、政治資金規正法違反の疑いで安倍派の池田佳隆衆院議員（自民除名）と政策秘書を逮捕した。を巡り、高鳥修一衆院議員（比例北陸信越）が会長辞任を表明してから２日。裏金事件で自民への逆風が強まる中、元国土交通事務次官のベテランを担ぎ出して結束を強調し、スピード決着にこぎ着けた。
「まとまりが第一。私が役に立てるなら、頑張りたい」。約１時間の新潟県関係国会議員団の会合後、新会長に選ばれた佐藤氏は報道陣の前でこう語った。
出席者によると、非公開の会...
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