新潟県の柏崎市議会は、柏崎市の副市長の定数を「2人以内」とする条例改正案を全会一致で可決した。桜井雅浩市長は4月から副市長を2人体制としたい考えで、今議会中に副市長の人事案を提案する見通し。
副市長の定数はこれまで1人だったが、桜井市長は東京電力柏崎刈羽原発の再稼働を巡る問題や北朝鮮による拉致問題、人口減少といった市政課題に対応するため、体制を強化したいとしている。2月22日に開かれた2月定例会議の本会議で可決された。
本会議ではこのほか、歳入歳出に各4億9634万円を減額し、総額482億8941万円とする2023年度一般会計補正予算案など17議案を可決。総額478億円の24年度一般会計当初予算案など24議案が上程された。