ブルペンで投げ込む前巨人の三上朋也
ブルペンで投げ込む前巨人の三上朋也

 NPB2軍戦イースタンとウエスタンの2リーグに分かれ、各球団年間140試合程度を行う。2024年シーズンからオイシックス新潟アルビレックスBCがイースタンに、ハヤテ223がウエスタンに参加する。現在はイースタンに巨人、ヤクルト、DeNA、日本ハム、楽天、ロッテ、西武の7球団。ウエスタンには阪神、広島、中日、オリックス、ソフトバンクの5球団が所属している。に参加するオイシックス東京に本社を置く食品宅配の大手企業「オイシックス・ラ・大地」。新潟アルビレックスBCが資金調達のためネーミングライツ(命名権)を売却した。新潟アルビレックスBCは、3月16日に開幕戦を迎える。再起を誓う新加入選手や、期待のルーキーを紹介する。(運動部・山崎祥吾)=5回続きの4=

 まるで精密機械だ。キャッチャーミットは微動だにせず、鋭い直球が次々と吸い込まれた。前巨人の三上朋也は初めてブルペンに入った2月2日から、早くも存在感を示した。

 「またキャンプインができて、うれしく思っている」。チームが始動すると、野球を続けられる喜びを強調した。2022年はDeNAから、23年は巨人から、2年連続で戦力外を言い渡された。それでも「純粋に野球をやりたい」という思いは変わらなかった。

 新天地を...

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